アジア・太平洋株式サマリー:中国と香港株が反発-印株も高い

アジア・オセアニア各株式市場の動 きは以下の通り。

【香港株式市況】

香港株式相場は上昇。ハンセン中国企業株(H株)指数が7営業日 ぶりに反発した。人民元相場が落ち着いたほか、中国の短期金利が低下 した。

電気自動車(EV)メーカーの比亜迪(BYD、1211 HK)は9.6% 上昇。北京市が今年、代替エネルギー車向けに公営の充電スタンド1000 カ所を建設すると新華社通信が報じた。製油会社の中国石油化工 (SINOPEC、386 HK)は4.1%高。香港に上場している中国本土 の不動産会社で時価総額最大の中国海外発展(688 HK)は3.5%高。

ハンセン指数は前日比120.24ポイント(0.5%)高の22437.44で終 了。一時0.3%安まで下落した。構成50銘柄中、値上がりと値下がりの 比率は2対1。H株指数は0.7%高の9806.03。一時0.9%安まで下げる 場面もあったが、その後は上げに転じた。

RBCインベストメント・マネジメント(アジア)のファンドマネ ジャー、テレサ・チョウ氏は、「投資家は中国をめぐる懸念に過剰反応 している可能性がある」と指摘。「中国の政策当局はより緩やかで持続 可能な経済成長を望んでいる」と述べた。

【中国株式市況】

中国株式相場は5営業日ぶりに反発。前日までの下げでバリュエー ション(株価評価)が過去最低水準近くに低下していた。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動する 上海総合指数は前日比7.04ポイント(0.4%)高の2041.25で終了。

中国石油化工(SINOPEC、600028 CH)や江西銅業(600362 CH)など、エネルギー・金属株が買いを集めた。中信銀行(CITIC 銀行、601998 CH)も高い。

不動産市場の軟化や人民元の下落で企業利益が抑えられるとの懸念 を背景に、上海総合指数の株価収益率(PER)は過去最低の水準まで あと3%以内に迫っていた。

UBSのアジア資産運用部門のケルビン・テイ最高投資責任者 (CIO)は電話取材に対し、「市場は極めて神経質になっている」と 指摘。元安や不動産向け融資引き締めで景気が損なわれるとの懸念は 「行き過ぎだ」と述べた。

上海、深圳両証取のA株に連動するCSI300指数は前日比0.3%高 の2163.41。前日までの4営業日で6.5%下落していた。

【インド株式市況】

26日のインド株式相場は上昇。指標のS&Pセンセックス指数は約 1カ月ぶり高値を付けた。素材株などを除き、業種別は総じて上昇し た。

たばこのITCが2.1%高で1月10日以来の大幅上昇。スポーツ型 多目的車(SUV)とトラクター生産のマヒンドラ・アンド・マヒンド ラは2.2%上昇し、昨年12月27日以来の高値を付けた。サン・ファーマ シューティカル・インダストリーズは1.5%上げ、昨年10月22日以来の 高値。

ムンバイ市場でセンセックス指数は前日比134.52ポイント (0.7%)高の20986.99と、1月24日以来の高値で終了した。構成銘柄 中、上昇は22銘柄、下落は8銘柄。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前日比3.15ポイント(0.1%)高 の5436.99。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比5.91ポイント(0.3%)高の1970.77。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比25.24ポイント(0.3%)高の8600.86。

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