最前線のジャーナリスト、シリアなど各地で命落とす-報告書

世界のジャーナリストが昨年、報道 に際して最も命を落とした国はシリアだったことが擁護団体の年次報告 書で明らかになった。エジプトがシリアに迫っている。

国際非営利団体ジャーナリスト保護委員会(CPJ)が発表し た2014年版「報道への攻撃」は、闇取引や残忍な体制の実態を暴こうと するジャーナリストらが検閲や肉体的・精神的苦痛を強いられ、銃撃を 受けている様子を記録している。

エジプトのカイロでは先週、カタールの衛星テレビ局アルジャジー ラのジャーナリストたちが被告席に設置され檻(おり)から証言した。 被告らはムスリム同胞団をほう助した罪で起訴されている。同組織は13 年7月以降、テロリスト組織に指定されている。

言葉を発することがジャーナリストを標的に変えてしまう実態が報 告書の主題となっている。

突然姿を消してしまうジャーナリストもいる。「記者たちは皆どこ へ行ってしまったのだろうか」。メキシコの首都メキシコ市の外れにあ るネザ地区を訪れたCPJの専門家らはそう問い掛けている。首都か ら15マイル(約24キロメートル)しか離れていない北部の州では麻薬組 織が暗躍しており、犯罪者らが支配する地域だと報告書は説明してい る。

シリアでは11年3月以降、記者とメディア関係者ら少なくとも51人 が死亡し、13年11月時点で30人が行方不明となっている。

(ホルターホフ氏はブルームバーグ・ニュースのエグゼクティブエ ディターです。この記事の内容は同氏自身の見解です)

原題:Killing Journalists Got a Lot Easier on World’s Front Lines (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE