きょうの国内市況(2月26日):株式、債券、為替市場

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●日本株反落、米統計低調と中国懸念-金融や資源安、権利落ち小売も

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東京株式相場は反落。消費や住宅関連統計が低調だった米国景気の 先行き不透明感に加え、シャドーバンキング問題などを背景にした直近 の中国株安も警戒された。銀行や証券など金融株、資源株中心に安く、 権利落ち銘柄の多い小売株も下げた。

TOPIXの終値は前日比8.31ポイント(0.7%)安の1225.35、日 経平均株価は80円63銭(0.5%)安の1万4970円97銭。

明治安田アセットマネジメントの小泉治執行役員は、米経済統計の 低調が「寒波による悪天候の影響で一時的なもの、とはっきりしてくる までは上値を買い進めない」と言う。シャドーバンキング問題が深刻化 すれば、「中国の景気減速が強まるとの警戒感もある」としている。

東証1部の売買高は19億2102万株、売買代金は1兆7870億円。下落 銘柄数は1319、上昇は358。売買高は昨年12月17日、代金は同11月20日 以来の低水準。

東証33業種は石油・石炭製品、小売、保険、証券・商品先物取引、 非鉄金属、鉱業、その他金融、サービス、銀行、輸送用機器など29業種 が下落。相対的に金融、資源セクターが弱かった。売買代金上位ではソ フトバンク、星光PMC、トヨタ自動車、三井住友フィナンシャルグル ープ、野村ホールディングス、キヤノン、コニカミノルタ、オリック ス、コマツ、三菱電機が安い。配当権利落ちのイオン、セブン&アイ・ ホールディングスも下げた。

半面、海運、電気・ガス、その他製品、医薬品の4業種は小幅高。 米電気自動車(EV)メーカーのテスラ・モーターズと共同で、米国に EV向け電池工場を建設することで最終調整に入った、と報じられたパ ナソニックが急伸した。

●債券先物は一時10カ月ぶり高値、日銀オペ「10年超」減額で下げも

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債券先物相場は一時約10カ月ぶり高値に達した。前日の40年債入札 が順調となるなど需給の良さを背景に買いが先行した。一方、日本銀行 が実施した長期国債買い入れオペで、対象年限「10年超」が減額された ことで下落に転じる場面もあった。

東京先物市場で中心限月の3月物は前日比6銭高の145円24銭で開 始。直後に145円26銭と中心限月の日中取引で昨年4月5日以来の高値 を記録した。しかし、午前10時10分の日銀オペ通知後には下げに転じ、 午後の取引開始後には145円07銭まで下落した。その後は横ばい圏でも み合いとなり、結局は変わらずの145円18銭で引けた。

クレディ・スイス証券の宮坂知宏債券調査部長は「日銀買い入れオ ペを除けば、非常に静かな一日だった」と指摘。超長期債買い入れの減 額は「昨年は50兆円の積み増しを9カ月で実施したが、今年は12カ月あ るので、ペース調整の一環とみている」と述べた。あすの2年債入札に ついては「短期国債の需給が今後も締まっていくとみられるので、イー ルドカーブの短いゾーンもしっかりだろう」との見方を示した。

現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の332回債利回 りは同0.5ベーシスポイント(bp)低い0.58%で開始し、日銀オペ通知後 に水準を切り上げ、午後に入ると0.595%まで上昇。午後1時すぎから は0.585%で推移した。5年物の116回債利回りは0.5bp低い0.18%で始 まり、午後からは横ばいの0.185%。

日銀がきょう実施した長期国債買い入れオペ(総額5800億円)の結 果によると、残存期間「5年超10年以下」の応札倍率は3.08倍と前回24 日の3.18倍から低下した。一方、「10年超」は3.56倍と前回20日の2.88 倍から上昇した。「10年超」の今回の買い入れ額は1800億円と、前回か ら200億円の減額となった。

●ドル・円は102円前半、FRB議長の証言見極め-新興国不安

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東京外国為替市場では、ドル・円相場が1ドル=102円台前半で推 移した。中国経済やウクライナ情勢をめぐる不透明感がくすぶる一方、 あす行われる予定のイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議 会証言を見極めようとする雰囲気が広がった。

午後4時11分現在のドル・円相場は102円31銭付近。ドルは朝方に 付けた102円13銭を下値に、102円41銭まで値を戻す場面も見られた。午 後は、値動きが鈍り、同時刻までの値幅は28銭にとどまっている。

三井住友信託銀行の細川陽介為替セールスチーム長は、米国の経済 指標が悪く、新興国懸念もあり、不安心理のなかで動いてきた相場なの で、楽観ムードが極端に後退するという状況にもなりにくいとしながら も、ポジション調整に迫られる局面では、中国やウクライナの話が蒸し 返される可能性は残ると指摘。その上で、「マーケット全体で見方が定 まっていないと言うのが今の状況」と話していた。

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