集団的自衛権で公明幹部が首相方針を批判-「誤解ある」と菅官房長官

公明党の漆原良夫国会対策委員長が 集団的自衛権の行使を容認するための憲法解釈変更を閣議決定で行うと する安倍晋三首相の方針を批判していることについて、菅義偉官房長官 は「誤解がある」と指摘、与党との間で調整を進める考えを示した。

漆原氏は25日、自身のウェブサイトで与党の検討を経て閣議決定す るという首相方針について「到底賛成できない」と指摘。「こんな大事 なことを国民に何にも説明もしないで、ある日突然総理から『閣議決定 で憲法解釈を変えました。日本も今日から集団的自衛権を行使できる国 に変わりました』などと発表されても国民の皆さんは、到底納得されな い」と批判した。

菅氏は26日午前の記者会見で、今後の対応について「いきなり閣議 決定をするということでなくて、懇談会の報告書を受けた中で政府与党 の中で相談しながら対応を検討していく。まず与党との間で相談してい くことが極めて大事だ」と述べた。

漆原氏は2006年から7年以上にわたって国対委員長を務める公明党 党の幹部。公明党は憲法解釈変更に慎重な立場を取っている。

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