ペトロブラス:10-12月期は予想上回る利益-値上げが寄与

ブラジル石油公社(ペトロブラス) の昨年10-12月(第4四半期)純利益は前年同期比19%減少した。燃料 価格の引き上げが精製事業の赤字縮小につながり、アナリストの予想よ りも小幅な減益となった。

25日の発表資料によると、純利益は62億8000万レアル(約2740億 円、1株当たり0.48レアル)と、前年同期の78億レアル(同0.59レア ル)を下回った。一部項目を除いた1株利益は、ブルームバーグがまと めたアナリスト12人の予想平均(0.41レアル)を上回った。

ペトロブラスは昨年11月29日にガソリン価格を4%、ディーゼル燃 料を8%それぞれ引き上げた。値上げは9カ月ぶりだった。同社は補助 によって輸入価格より低い水準に抑えられた価格で国内業者に燃料を販 売することを余儀なくされているため、輸入が利益を圧迫している。

ジェラサン・フトゥーロ・コレトラのアナリスト、ルーカス・ブレ ンドレル氏は決算発表前の電話インタビューで、「輸入による損失の影 響を最小限に抑える上で、価格調整はかなり重要だった」と指摘した。

インフレ抑制を目指すブラジル政府は、赤字を帳消しするのに十分 な値上げをペトロブラスに認めていない。ドイツ銀行の推計によれ ば、10-12月期の内外価格差はガソリンが11%、ディーゼルが19%だっ た。

ペトロブラスはこの日、2014-18年の5カ年事業計画も発表。それ によると、前回の13-17年計画と比べ、投資計画を6.8%圧縮し、2206 億ドル(約22兆5800億円)とした。

原題:Petrobras Profit Beats Estimates on Higher Fuel Prices (2) (抜粋)

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