NY銅:5日続落、米中の景気鈍化に伴う需要減を懸念

25日のニューヨーク銅先物相場は5 営業日続落。中国の信用収縮と米国での寒波が世界の経済成長を鈍化さ せ、銅需要が損なわれるとの懸念が背景。

中国の興業銀行はリスクを伴う融資抑制のため不動産開発業者向け ファイナンスの一部を停止した。全米20都市を対象とする昨年12月のス タンダード・アンド・プアーズ(S&P)/ケース・シラー住宅価格指 数は前年同月比13.4%上昇と、11月の13.7%から伸びが鈍化。米コンフ ァレンス・ボードが発表した2月の消費者信頼感指数も78.1と1月 の79.4から低下した。中国と米国は世界で首位と2位の銅消費国。

INTL・FCストーン(ニューヨーク)のアナリスト、エドワー ド・メイア氏は25日のリポートで、「米経済は寒冷天候の悪影響を受け たままで、今週には北東部に中西部の大部分を加えた地域にさらなる寒 波が到来している」と指摘。「中国については、信用収縮が不動産相場 上昇の足かせとなって景気鈍化を引き起こすかが課題だ」とコメントし た。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先物 5月限終値は、前日比0.4%安の1ポンド=3.227ドル。

原題:Copper Declines for Fifth Session on China, U.S. Growth Concerns(抜粋)

--取材協力:Jae Hur、Alfred Cang、Agnieszka Troszkiewicz. Editors: Millie Munshi, Joe Richter

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