NY連銀総裁:債務をバンカー報酬の要素とするよう提案

米ニューヨーク連銀のダドリー総裁 は、行き過ぎたリスクテークを回避するため、銀行の長期債務を上級バ ンカー報酬の構成要素とすることを提案した。

ダドリー総裁は26日にニュージーランドのオークランドで講演。事 前に配布された講演原稿によると、「重要な部分が上級幹部の繰り延べ 報酬から成るよう長期債務要件の仕組みを整えれば恐らく、積極的なリ スク管理のインセンティブを強めることになろう」と指摘。「こうした 金融機関の幹部報酬の体系を通じてどのように適切なリスク管理を奨励 し過剰なリスクテークを抑制していけるかについて、さらに調査する必 要がある」と付け加えた。

同総裁は規制当局が金融機関の破綻確率を減らすべく監督を強化す べきだと述べた一方で、経営難の銀行を段階的に縮小する制度の策定も 必要だと指摘。株式に転換可能な長期債務を十分に持つことは、こうし た金融機関を清算できるようにする「重要な要素」だとした。さらに、 「こうした長期債務を幹部報酬の構成要素とすることで、デフォルト (債務不履行)の確率低下に役立てられる可能性もある」と論じた。

原題:Fed’s Dudley Proposes Paying Bankers in Debt to Mitigate Risks(抜粋)

--取材協力:Craig Torres. Editors: James L Tyson, Gail DeGeorge

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