JPモルガン:5年で50%増益は可能-人員削減5500人拡大で

米銀JPモルガン・チェースは金利 上昇で利ざやが拡大するとの見通しや、リテール部門の人員削減幅 を5500人拡大する計画に基づき、向こう4-5年で利益を50%増やすこ とができると見込んでいる。

同行は25日に行われた年次投資家会議でのプレゼンテーションで、 法務費用が減少し融資と投資による収益が改善すれば、利益を270億ド ル(約2兆7600億円)に増やすことができるとの見通しを示した。同行 は借り換え需要の減退を理由に、消費者向けと住宅金融部門で今年8000 人の削減を計画している。法順守(コンプライアンス)とリスク管理部 門での採用によって、人員減は幾分相殺される可能性があるという。

JPモルガンは住宅ローン証券の不適切な販売や市場操作、顧客の 疑わしい取引を看過したなどの疑いの払拭(ふっしょく)に努めつつ、 非中核事業を整理し成長を加速させようと取り組んでいる。

マリアン・レーク最高財務責任者は投資家会議で「ほとんどの規制 について明瞭になった。当行は同業他社にも増して金融業界の新たな環 境に適応し、最高クラスの利ざやとリターンを達成できると考えてい る」と語った。

消費者向けと住宅金融部門での削減数は13年と14年合わせて2 万4500人となる。昨年の時点では14年末までに最大1万9000人を減らす としていた。人員減は自然減を通じて実現される見通しだとしている。

原題: JPMorgan Sees Profit Up 50% Within Five Years Amid More Job Cuts(抜粋)

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