ウクライナ:通貨と国債が下落、ロシアがデフォルトリスク指摘

25日の金融市場ではウクライナの通 貨フリブナが過去最安値を更新、国債も4営業日ぶりに反落した。ロシ アがウクライナのデフォルト(債務不履行)リスクを指摘したほか、ウ クライナ暫定政府は挙国一致内閣を発足させるための議会での投票を延 期した。

フリブナは6.4%下落し1ドル=9.8フリブナ。年初来の下げは16% に達した。ブルームバーグのデータによれば、キエフ時間午後6時7分 現在、2023年償還の国債の利回りは30ベーシスポイント(bp、1bp =0.01%)上昇の9.56%。前3営業日では211bp低下していた。

ロシアのストルチャク財務次官は25日、ウクライナがデフォルトす る確率が高いと発言した。ロシアは先に合意していた150億ドルの救済 支援について再検討している。ウクライナのトゥルチノフ大統領代行は 内閣の選出日を27日とし、25日に予定されていた最高会議(議会)での 投票を遅らせた。

ソシエテ・ジェネラルのロンドン在勤ストラテジスト、レジ・シャ テリエ氏は前日までの相場上昇は時期尚早だったとして、「政治の不確 定要素が多過ぎるし、デフォルトのリスクも消えていない」と指摘し た。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE