ウクライナ:内閣決める投票延期-ロシアはデフォルト警告

ウクライナは挙国一致内閣を発足さ せるための議会での投票を延期した。同国がデフォルト(債務不履行) する確率は高いとロシアは警告した。

ウクライナのトゥルチノフ大統領代行は内閣の選出日を27日と し、25日に予定されていた最高会議(議会)での投票を遅らせた。同大 統領代行は24日、政権が早期に成立し、デフォルト回避に向け最大350 億ドル(約3兆5800億円)規模の金融支援を獲得するための協議を開始 できるだろうと示唆していた。

IHSグローバル・インサイトのロンドン在勤シニアエコノミス ト、リリット・ゲボーギアン氏は「ウクライナ経済は救済を必要として おり、これが改革派に真の挙国一致内閣を作らせる圧力になるだろう」 と電子メールで指摘。そうでなければウクライナが求めているような大 規模な国際金融支援は得られないと付け加えた。

親ロシアのヤヌコビッチ前大統領が逃亡し、ロシアは先に合意して いた150億ドルの救済支援の見直しを迫られている。同国のストルチャ ク財務次官は25日、ウクライナがデフォルトする確率が高いと発言し た。

キエフ時間午後5時32分現在、2023年償還のドル建てウクライナ債 の利回りは30ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇 の9.554%。ブルームバーグのデータによれば、通貨フリブナは6.4%安 の1ドル=9.8フリブナ。これまでの最安値となっている。

原題:Ukraine Delays Vote on New Government as Russia Warns of Default(抜粋)

--取材協力:Paul Abelsky、Lenka Ponikelska、Edith Balazs、Henry Meyer、James G. Neuger、Helene Fouquet、Olga Tanas. Editors: Terry Atlas, Michael Shepard

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