ロンドン外為:円が上昇、人民元急落が世界経済に悪影響と懸念

ロンドン時間25日午前の外国為替市 場で円はドルに対して1週間余りで最大の上昇となっている。中国人民 元の急落を受けて、世界経済への悪影響が懸念され質への逃避が加速し た。

中国政府が元の一貫した上昇に終止符を打つことを望んでいるとの 観測から、人民元はこの日5年で最大の下落となった。円は主要16通貨 中15通貨に対して上昇。

みずほ銀行の欧州ヘッジファンドセールス責任者、ニール・ジョー ンズ氏(ロンドン在勤)は「元の下落は他のアジア諸国にとって良いこ とではない。世界の成長に対しても悪影響を与える。このため円の需要 が生じた」と解説した。

ロンドン時間午前8時9分現在、円は対ドルで0.2%高の1ドル =102円26銭と、14日以来で最大の上昇。対ユーロは0.1%高の1ユーロ =140円68銭。ユーロは対ドルでほぼ変わらずの1ユーロ=1.3754ド ル。

中国外国為替取引システム(CFETS)によると、人民元 は0.5%安の1ドル=6.1286元。これは2008年12月以降で最大の下げ。

原題:Yen Climbs as Weakening Chinese Yuan Risks Damping Global Growth(抜粋)

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