米ボーイング:初期「787」の売り込みに奔走-発注撤回を受け

米ボーイングは旅客機「787」(ド リームライナー)の初期型11機の買い手探しに奔走している。総額11億 ドル(約1130億円)相当となる。就航当初のトラブルを背景に航空会社 からの発注取り消しが相次いだためだ。

説明を受けた複数の関係者が、非公表の情報だとして匿名を条件に 明らかにした。こうした機材は787の新しい機種より重量があって航続 距離も短く、シアトル工場の近くに未完成のまま約4年間、駐機されて いるという。窓は黒いプラスチックで覆われている。

ボーイングは2011年に米当局の承認を受ける前から787の生産を開 始し、記録的な受注残を抱えた。初期の機種が米連邦政府の基準を満た すには広範囲の改修が必要。関係者の1人によると、ボーイングは販売 努力の一環として、初期型の設備更新に着手している。

関係者の1人によれば、ボーイングは初期型787の購入をインドネ シアのガルーダ航空やマレーシア航空のほか、中南米と中近東の航空会 社に働き掛けている。

ボーイング広報担当のダグ・アルダー氏は電子メールで、「こうし た機材について積極的な売り込みを行っており、幾つか機会はある」と しながらも、詳細に関する言及は避けた。

原題:Boeing Said to Struggle With Sales of $1.1 Billion of Early 787s(抜粋)

--取材協力:Andrea Rothman、Paul Richardson、Anastasia Ustinova、Elffie Chew、Harry Suhartono、Saul Butera. Editors: Ed Dufner, Kevin Miller

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