LIBORで初の個人への民事制裁金、4億円超にも-関係者

ロンドン銀行間取引金利 (LIBOR)の不正操作に関与したトレーダーらは、市場監督機関で ある英金融行動監視機構(FCA)によって最大250万ポンド(約4 億2700万円)の民事制裁金が科される可能性がある。事情に詳しい複数 の関係者が明らかにした。

FCAは、LIBOR不正操作をめぐる調査で初めて個人に民事制 裁金を科す準備を進めており、スキャンダルに関係する複数のトレーダ ーに接触している。協議の非公開を理由に関係者2人が匿名を条件に語 った。

FCAは今月に入り、銀行マネジャーと金利申告の担当者に対し、 最初の2件の警告通知書を発行した。2人の氏名は明らかではない。

ロンドンで規制問題を担当する弁護士のリチャード・バーガー氏 は、過去最高額ではないとしても、「LIBORスキャンダルの重大性 と行われた不正に対する監督当局の見解を反映し、今回の制裁金は通常 で考えられないほど高額になる」との見方を示す。

LIBOR操作をめぐっては、英銀バークレイズとスイス最大の銀 行UBSなどの金融機関に対し、2012年6月以降に合計約60億ドル(現 在の為替レートで約6150億円)の制裁金が科されており、10人を上回る 関係者が米英当局から刑事責任を問われている。今年はさらに複数の銀 行が制裁対象となることが予想される。

FCAのクリス・ハミルトン報道官はコメントを控えている。

原題:Libor Traders Said to Face U.K. FCA Fines of Up to $4.2 Million(抜粋)

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