浅田:現役続行の可能性「ハーフ・ハーフ」、世界選手権後考える

ソチ五輪フィギュアスケート日本女 子代表の浅田真央選手(23、中京大学)は日本外国特派員協会での会見 で25日、現役続行の可能性について「ハーフ・ハーフ」と答え、次の世 界選手権を終えた段階で考える意向を示した。

集大成と位置付けたソチからこの日帰国した浅田選手は「今は悔い なく終わったという気持ち」と述べた。その上で「試合は最後1つ残っ ている」とショートもフリーもまとめる考えを示した。ソチではショー トのジャンプ失敗が響き16位と出遅れたがフリーで切り札トリプルアク セル(三回転半)を決めて自己最高点を記録、6位入賞を果たした。

連続のメダル獲得を逃した浅田は試合後「私なりの恩返しはでき た」と述べた。この日は世界選手権後に今後について「自分の気持ちと 向き合って考えたい」と明かした。さいたま市での世界選手権は3月26 日からで29日に女子シングルフリー、30日にエキシビションがある。

ソチでの日本のメダルは8個(金1、銀4、銅3)となり、海外開 催大会で最多。歴代最多は長野の10個(同5、1、4)。国別総数で日 本は韓国と並んで12位タイ。アジアでは中国が9個。全体では開催国ロ シアが総数33個、金13個といずれも首位。

森さんは後悔

浅田選手は大事なときには必ず転ぶ、と森喜朗元首相が発言したと 共同通信などが報じていることについては、終わったことなのでなんと も思っていないとしながら「失敗したくて失敗しているわけではなく、 それは違うのかなと思った」と語った。さらに失敗についてはしょうが ないとは思わないとしながらも「森さんは後悔しているのではないかと 思う」とも述べた。

2020年東京五輪組織委員会会長でもある森氏は発言について、浅田 選手を団体戦に出場させる必要はなかったという戦略の間違いを指摘し たかったと共同通信の取材に答えたとしている。

ソチでの日本のスケート陣のメダルはフィギュア男子シングル羽生 結弦選手(19、ANA)の金1つのみ、残りはすべてスキーでの獲得だ った。前回バンクーバーのメダル5個は浅田の銀を含めてすべてスケー ト陣だった。06年トリノのメダルは、スケートフィギュア女子荒川静香 選手の金1つだった。

浅田選手は会見で、ソチ五輪では悔しいとか最高とかいうさまざま な気持ちを味わったとして、それでもあきらめないということが「今後 の自分の人生に生きてくる」と語った。

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