NY銅:下落、中国での不動産融資抑制の報道で需要懸念

24日のニューヨーク銅先物相場は約 3週間ぶりの大幅安となった。中国で一部の銀行が不動産融資を抑制し ていると上海証券報が報じたことから、世界最大の消費国である同国で 需要の伸びが鈍化するとの見方が強まった。

上海証券報は24日、興業銀行など複数の銀行が不動産会社向けと、 鉄鋼やセメントなどその関連業界への融資を絞ったと伝えた。業界団体 の米銅開発協会(CDA)によると、建設部門は銅需要の約40%を占め る。同日発表された1月の中国の新築住宅価格は、北京や上海などの1 級都市で上昇率が鈍化した。

INTL・FCストーン(ニューヨーク)のアナリスト、エドワー ド・メイア氏はリポートで、「中国に関する懸念が再び相場を押し下げ ている」と説明。中国での住宅価格の伸び鈍化も「銀行の融資抑制観測 を裏付けるものかもしれない」と指摘した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先物 5月限は前週末比0.6%安の1ポンド=3.24ドル。中心限月としては1 月31日以来で最大の下げとなった。

原題:Copper Futures Decline as China Banks Slow Real-Estate Loans(抜粋)

--取材協力:Jae Hur. Editors: Steve Stroth, John Deane

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