中国株:上海総合指数、7週間ぶり大幅下落-不動産株安い

中国株式相場は下落。上海総合指数 が7週間ぶりの大きな下げとなった。不動産業界への融資減少で経済成 長が抑制されるとの観測が広がった。

不動産開発の万科企業(000002 CH)は6.6%安、保利房地産集団 (600048 CH)は8.5%下げた。興業銀行など複数の銀行が不動産業界へ の貸し出しを抑制したとの上海証券報の報道が嫌気された。その興業銀 行(601166 CH)が3.7%下げるなど、銀行株も安い。中国石油化工 (SINOPEC、600028 CH)は3.8%値下がり。一時は6.4%安まで 下げた。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動する 上海総合指数は前週末比37.01ポイント(1.8%)安の2076.69で終了。 同指数の業界別指数の1つ、不動産株の指数は昨年6月以来の大幅な下 落率となった。中国の主要都市における1月の新築住宅価格の伸び鈍化 が指標で確認されたことが、下げ拡大につながった。上海、深圳両証取 のA株に連動するCSI300指数は2.2%安の2214.51。

華西証券の魏瑋アナリスト(上海在勤)は「不動産価格は高水準に あり、不動産業界が調整局面に入る可能性がある」と指摘。「不動産業 界が中国経済の一つの柱であることを考えると、この業界がいったん打 撃を被れば成長の勢いが失われる。世界経済にとっても悪い話だ」と述 べた。

--Zhang Shidong, 取材協力:David Yong. Editors: Allen Wan, Michael Patterson

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