中国は肺がんになる危険性のある喫煙者のようだ-研究所主任

中国の大気汚染は容認し難い水準に 達しており、石炭への依存度を積極的に低下させる必要があるとの見解 を、中国国家気候変動戦略研究・国際協力センター(NCCS)主任の 李俊峰氏が示した。同国は世界最大の二酸化炭素排出国。

李氏は23日、北京での会議で「中国の大気汚染は容認し難い段階に ある」と指摘。「すぐに喫煙をやめる必要がある喫煙者のようなもの で、禁煙しなければ肺がんになるリスクがある」と述べた。NCCSは 気候変動問題について中国政府に助言する国家機関。

李氏によると、中国で消費されるエネルギーのうち約65%を石炭が 占めており、この比率を年間2ポイント低下させる必要がある。北京の 大気汚染度は23日、世界保健機関(WHO)が健康に影響を及ぼすリス クが高まるとしている基準値の8倍に達した。中国の環境保護当局は北 京と周辺地域の大気汚染対策を調査するため査察団を派遣した。

ドイツ銀行の中国担当チーフエコノミスト、馬駿氏はこの会議で、 中国が大気汚染を抑制するためには重工業への依存度を低下させるとと もにエネルギー消費に占める石炭の割合を削減する必要があると指摘。 「大気汚染削減目標を達成するためには、中国は総国内生産高に占める 重工業の割合を2013-30年に9ポイント縮小しなければならない」と述 べた。

原題:China Like Cancer-Risking Smoker as Smog 8-Fold WHO Danger Mark(抜粋)

--Sarah Chen、Feifei Shen. Editors: Andrew Monahan, Jim McDonald

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