イエレン氏、G20会議で高い評価-新興市場の懸念緩和に貢献

イエレン米連邦準備制度理事会 (FRB)議長は就任後初の国際会議となった豪シドニーでの20カ国・ 地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で、新興市場の懸念緩和に貢献 したとして高く評価された。G20は23日の共同声明で金融政策が世界経 済に及ぼす影響に留意すると明言した。

共同声明をまとめる過程で、インドや南アフリカ共和国などは FRBが量的緩和の縮小の副次的影響を考慮すべきだと主張。一方、英 国やオーストラリアはFRBには自らの必要性に基づいて政策を決定す る権利があるとし、一部の国は米緩和縮小の影響を国内の失策の口実と して利用していると指摘した。

議長国オーストラリアのホッキー財務相はG20の優先事項を発表し た際、緩和縮小の副次的影響の問題へのイエレン議長の対応は「非常に 素晴らしかった」と発言した。議長自身はシドニーで公の発言を控え た。

フランスのモスコビシ財務相もイエレン議長が「世界の他の地域に 対し無関心ではない」と指摘。スペインのデギンドス経済・競争力相は 同議長について、「極めて明晰(めいせき)」であり、「会議の冒頭で 非常に良い発言を行った」と評価した。

原題:Yellen Wins Praise at G-20 as Emerging Markets’ Angst Eased (1)(抜粋)

--取材協力:Michael Heath、Iain McDonald、Benjamin Purvis、Candice Zachariahs、David Fickling、藤岡 徹、Unni Krishnan、Matthew Brockett、Edward Johnson、Chris Bourke、Svenja O’Donnell、Angus Whitley、Ian Katz、Xin Zhou、Paul Allen、Andy Clarke. Editors: Malcolm Scott, Shamim Adam

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