フォード、次世代SYNCでマイクロソフト採用せず-関係者

米2位の自動車メーカー、フォー ド・モーターは音声認識の車載システム「SYNC(シンク)」の次世 版ではマイクロソフトの「ウィンドウズ」を利用せず、ブラックベリー の「QNX」を採用する方針だ。事情に詳しい複数の関係者が明らかに した。フォードは車載技術の不具合に苦しんでいる。

決定は未公表だとして関係者が匿名で語ったところでは、QNXを 採用することでマイクロソフト製品よりコストが抑えられ、SYNCの 次世代システムの柔軟性とスピードが向上する。音声認識ソフトは携帯 電話をかけたり音楽を再生するために利用するもので、フォードはマイ クロソフトの音声認識ソフトを組み込んだSYNC搭載車をこれまで に700万台余り販売した。

JDパワー・アンド・アソシエーツと米消費者団体専門誌コンシュ ーマー・リポーツの各調査では、技術システムやタッチスクリーンの不 具合を理由にフォードの評価が低迷。フォードはこの3年間の製品品質 について、毎年「まちまち」だと説明しており、昨年はこうした結果を 改善する計画を達成できていない。

フォードの広報担当者スザンナ・ウェスリー氏は電子メールで「当 社は競争上の理由で、他社との取り組みの詳細や今後の製品について言 及しない」とコメントした。マイクロソフトおよびQNXの広報担当者 はコメントを控えた。

原題:Ford Said to Drop Microsoft for BlackBerry QNX in Sync Units (1)(抜粋)

--取材協力:Hugo Miller. Editors: Niamh Ring, Kevin Miller

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