中国:1月の新築住宅価格、主要都市で伸び鈍化-抑制策が影響

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中国の1月の新築住宅価格は、北京 や上海などの1級都市で上昇率が鈍化した。地方政府が価格高騰を抑制 する措置を講じたことや、銀行が融資を絞ったことが影響した。

国家統計局が24日発表した資料によれば、北京と深圳の1月の新築 住宅価格は共に前月比0.4%上昇と、2012年10月以来の低い伸びとなっ た。上海は同0.5%上昇で、伸び率は12年11月以来の低い水準。広州で の値上がり率は0.7%だった。統計局は北京と上海、広州、深圳の4都 市を1級都市に分類している。

みずほセキュリティーズアジアのエコノミスト、沈建光氏(香港在 勤)は24日の電話取材に対して、「不動産市場の抑制に向けた中国当局 の確固たる決意の表れだ」と指摘。「金融市場に関して講じている措置 が不動産市場に影響を及ぼしている。今年、中国の1級都市における住 宅価格の上昇が止まった時点で、市場は転換点を迎えるはずだ」と述べ た。

統計局のデータによると、1月の新築住宅価格が前月比で上昇した のは主要70都市中62都市で、上昇都市の数は昨年7月以来の低水準だっ た。

1級都市の新築住宅価格の伸びは前年同月比でも鈍化した。広州 は19%、深圳は18%それぞれ上昇し、いずれも昨年7月以来の低い伸び にとどまった。北京は同15%上昇で、昨年8月以来の小幅な水準。上海 の上昇率は18%で、昨年9月以来の低い伸びだった。

原題:China’s Home Price Gains Slow in Big Cities on Lending Curbs (2)(抜粋)

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