【FRB要人発言録】変更のハードル高い-ウィリアムズ総裁

17日から23日までの米連邦準備制度 理事会(FRB)要人の主な発言は次の通り(記事全文は発言者の氏名 をクリックしてください)。

<2月21日> フィッシャー・ダラス連銀総裁(テキサス州オースティンで講演後に記 者団に対し):市場にもう少しはっきりとした形でシグナルを送らなけ ればならないが、それを定量的な方法で行うことは困難だと考えられ る。

ブラード・セントルイス連銀総裁(セントルイスでの講演後に記者団に 対し):弱めのデータが相次いでいる。(年内としていた利上げ開始時 期の予想について)次回の予想の取りまとめで、私は自分の予想を2015 年に変更せざるを得なくなるかもしれない

ラッカー・リッチモンド連銀総裁(アリゾナ州テンペでの講演):金融 危機時により建設的に対応する機会をFRBは逃した。依然としてこう した行動の妥当性については極めて懐疑的だ。

<2月19日> ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁(NYで講演):(金利ガイ ダンスについて)質的なガイダンスに移行すべきだ。米経済は上向いて おり、健全でより力強い進路に転換。今年と来年の経済成長を3%と予 想。失業率低下に伴いインフレ率は予想より早く加速する可能性。

ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁(NY講演後の質疑応答 で):FRBは2%インフレ達成のためあらゆる措置取るだろう。

ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁(NY講演に記者団に語 る):インフレ率が上向くかなり強い兆候を目にしている。米経済に依 然たるみがあることを考慮すると、(インフレ率2%達成には)数年を 要するだろう。

ブラード・セントルイス連銀総裁(ワシントンでの講演後に記者団に発 言):私にとって望ましいのは、失業率が目安を割り込もうとする中で こうした明示的な目安への言及を取りやめ、全てのデータを検討すると した一段と通常の政策に戻ることだ。

ロックハート・アトランタ連銀総裁(ジョージア州メイコンで講演): 経済見通しが引き続き底堅くかつ著しく逸脱しない限り、緩和縮小は年 内継続し、10-12月期に終了するはずだ。

ロックハート・アトランタ連銀総裁(ジョージア州メイコンで記者団 に):住宅市場に大いに強気とはまだ言えないが、この部門には依然と して勢いがあると思う。年末になって振り返ればまずまず良い状態だっ たと言えよう。

ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁(CNBCとのインタビュー で発言):(緩和縮小ペース変更の)ハードルはかなり高い。雇用統計 はわれわれの予想よりも若干悪かったことは確かだ。金融政策上の観点 からは中期的に見ることが非常に重要だ。

<2月17日> ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁(LAタイムズとのインタビ ューで):(最近の雇用統計によって)米経済の良好で前向きな勢いの 継続と雇用拡大の維持を目にしているとの(FRBの)基本的な見解が 損なわれることはない。

前回の発言録はここをクリックしてください。

--楽山 麻理子. Editors: 麗英二, 渡辺漢太

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