【ECB要人発言録】デフレで必要なら行動の用意-ドラギ氏

2月17日から23日までの欧州中央 銀行(ECB)要人らの主な発言は次の通り(記事全文は発言者の氏名 をクリックしてください)。

<2月23日> ドラギECB総裁(シドニーでのG20財務相・中央銀行総裁会議の終了 後に記者団に):デフレの兆候は見られない。ECBはこのリスクを認 識している。政策委員会はこうしたリスクが強まる場合には行動を取る 意志と用意がある。

バイトマン独連銀総裁(シドニーでのG20財務相・中銀総裁会議で記者 団に):ドイツの成長がユーロ圏をデフレから守る。ユーロ圏でのデフ レのリスクは非常に少ない。世界経済は改善されつつあるが、依然弱 い。

バイトマン独連銀総裁(シドニーでのG20財務相・中銀総裁会議後にブ ルームバーグ・ニュースに):私は不胎化措置を停止する可能性を排除 しない。(マイナスの中銀預金金利は)未踏の領域であるため、どんな 反応や効果があるか分からない。

<2月22日> プラート理事(週刊紙エスプレソとのインタビュー):足元の景気回復 に伴い、インフレ率は中長期的に1%近くに向かうとわれわれは考えて おり、物価上昇圧力はかなり弱いと言える。物価安定目標が達成されな いとわれわれが判断した場合に利用できるツールボックスがある。

<2月21日> リイカネン・フィンランド中銀総裁(タロウスエラマ誌のインタビュー で):ユーロ圏はデフレではない。ECB政策委員会はこれまで多くの ことが実施可能だったが、さらに多くのことをなし得る。

<2月19日> バイトマン独連銀総裁(フランクフルター・アルゲマイネ(FAZ)と のインタビューで):インフレ率は現在非常に低く、中期的なインフレ 見通しも弱いが、それはデフレ的な展開となることを意味しない。

バイトマン独連銀総裁(フランクフルター・アルゲマイネ(FAZ)と のインタビューで):国債を購入すれば中銀が政治の人質になってしま う。債券購入は金融政策決定を複雑にするだろう。

<2月18日> プラート理事(ポルトガルのエストリルで):今後数年間に成長が想定 以上の上振れとなる公算が大きそうだ

プラート理事(ポルトガルのエストリルで):マンデート(責務)を果 たすために必要とされることを行う。

ノボトニー・オーストリア中銀総裁(ロンドンのイベントで):われわ れが現在直面している問題は、政策金利の追加引き下げがあるなら預金 金利も下げることになり、預金金利はマイナスになることを意味するこ とだ。中銀にとってはデフレよりもインフレとの闘いの方が容易だ。

<2月17日> ノボトニー・オーストリア中銀総裁(ロンドンで):現状では金利の役 割を大げさに受け止めるべきではない。金利がこのように非常に低い環 境にあるだけに、小幅な変更では、率直に言って大きな違いはもたらさ ないと思う。

ノボトニー・オーストリア中銀総裁(ロンドンで講演):インフレ率が 2%を超えた状態がやや長く続かない限り、政策金利は現行またはそれ 以下の水準に維持される公算だ。

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