ブラジル株:ボベスパ指数が続伸-格下げ懸念で週間では下落

21日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が続伸。ただ、ブラジルの格付けが引き下げられるとの 懸念が重しとなり、週間ベースでは2月に入って初めての下落となっ た。衣料小売りのロジャス・レナーなどの四半期決算が予想を上回った ものの、この懸念によって好材料が打ち消された形だ。

ボベスパ指数は前日比0.2%高の47380.24で終了した。週間ベース では1.7%安。通貨レアルは対ドルで続伸し、サンパウロ時間午後5 時32分(日本時間22日午前5時32分)時点で0.7%高の1ドル=2.3530レ アル。レアルは前日、ブラジル政府による歳出削減計画の発表を受けて 株につれ高となっていた。

ロジャス・レナーは4.4%高。昨年10-12月(第4四半期)の売上高 がアナリストの予想平均を上回った。一方、EDPエネルジアス・ド・ ブラジルは2.6%安となり、電力関連指数の下げを主導した。ナシオナ ル製鉄(コンパニア・シデルルジカ・ナシオナル=CSN)は1.1% 安。CSNを含む素材関連銘柄は、レアル高に伴う輸出見通しの悪化や 商品相場の下落が嫌気されて売られた。

証券会社Hコムコルの株式トレーディング担当マネジャー、アリ・ サントス氏は電話インタビューで、「一部の企業ニュースは良い内容 で、これまでの過度の下げを受けて上伸に転じている銘柄もあるが、地 合いは依然弱く、一貫した反発の動きは見られない」と指摘。その上 で、ブラジル政府が歳出削減の約束を守って、格下げが回避されるとは 信じ難いとの見方を示した。

原題:Ibovespa Posts Weekly Drop as Rating Concern Offsets Earnings(抜粋)

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