08年FOMC速記録:イエレン氏は1月に景気後退寸前と指摘

米連邦準備制度理事会(FRB)の イエレン議長は、サンフランシスコ連銀総裁を務めていた当時の2008年 1月に米経済は「リセッション(景気後退)の瀬戸際を越えていないま でも、その寸前にある」とし、FRBのスタッフと見解が相違していた ことが、21日公表された連邦公開市場委員会(FOMC)の速記録で明 らかになった。

イエレン氏は同年1月の会合で、FRBスタッフが米経済は下降す る可能性が高まっているものの、リセッションには陥っていないと報告 した後に発言した。

イエレン氏は信用状況の悪化や労働市場の減速が経済成長の重しに なる可能性が高いと指摘していた。

同氏は08年1月29、30両日のFOMCで「消費者債務の大半のタイ プで既に滞納や貸倒償却が増えており、雇用の伸び減速はこのトレンド を増幅する可能性が高く、金融機関は信用基準や条件をさらに厳格化す ることになる」と発言。「私の予想では、このような展開になれば経済 活動にマイナスの影響として反映される」と続けた。

米経済は実際には07年12月に景気後退に陥っていた。

原題:Yellen Saw Economy at ‘Brink of Recession’ in January 2008 (2)(抜粋)

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