ロシア:ウクライナの支払い能力に疑問、救済見送り-危機で

ウクライナの政治的危機は同国の債 務返済能力をめぐる「多くの疑問」を提起したため、ロシアは救済をい ったん停止するともにウクライナ中央銀行の通貨防衛能力が脅かされて いるとみていると、シルアノフ露財務相が指摘した。

シルアノフ財務相は21日の香港でのインタビューで、ロシアが昨年 合意した150億ドル(約1兆5400億円)のウクライナ向け救済パッケー ジの下での追加金融支援を実施するためには、ウクライナの情勢が安定 化しなくてはならないと述べた。ロシアは今週20億ドル相当のウクライ ナ債を購入する計画だった。格付け会社スタンダード・アンド・プアー ズ(S&P)はウクライナの格付けを投資適格級から8段階低い 「CCC」に引き下げた。

シルアノフ財務相は「こうした救済資金がどのように使われるの か、またどのように返済されるのかに関して多くの疑問がある」と発 言。「状況がはっきりして安定化するのを待つことが不可欠だ」と続け た。

同財務相はさらに、通貨フリブナを支えるための中央銀行の介入は 外貨準備の無駄遣いとなる可能性があり、同通貨の下落に歯止めをかけ ることにはならないと指摘。

その上で、「ウクライナ中銀はフリブナの防衛に努める可能性があ るが、こうした不安定な政治情勢を背景に外貨需要は強まるだろう」と 話した。

原題:Russia Questions Ukraine’s Solvency, Delays Bailout on Crisis(抜粋)

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