豪NAB:10-12月期利益は7%増-不良債権引当金が減少

資産規模で豪最大の銀行、ナショナ ルオーストラリア銀行(NAB)の昨年10-12月(第1四半期)決算は 7%増益となった。不良債権引当金の減少が寄与した。同行は英国事業 向けの引当金を積み増す可能性を示唆した。

21日の発表資料によると、一時的な費用を除く利益(監査前)は15 億5000万豪ドル(約1430億円)と、前年同期の14億5000万豪ドルから増 加。資料の中で、英国の顧客に対する補償引当金を積み増す必要がある かもしれないことを明らかにした。

アバーブ・ジ・インデックス・アセット・マネジメント(シドニ ー)で約4億5000万豪ドルの運用に携わるサイモン・バージ最高投資責 任者(CIO)は電話取材に対し、「NABにとって弱い決算内容だっ た。利益率が低下し、収入はわずかな伸びにとどまった」と指摘。「英 国で引当金を積み増す必要性が生じる可能性は全く予想外というわけで はないが、NABにとって重しとなるだろう」と述べた。

ANZによれば、貸倒引当金は3億2400万豪ドルと前年同期の5 億5400万豪ドルから減少。英国事業の収入は1%増加した一方、支出も 3%増えた。

原題:NAB First-Quarter Cash Profit Up 7% on Lower Bad Debt Charge (1)(抜粋)

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