ブラジル株:ボベスパは続伸-ブラジル銀行など銀行株に買い

20日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が続伸。同国の預金者が金融機関を相手取って起こした 訴訟で、最高裁が判決の延期を検討する可能性を示し、ブラジル銀行が 買われた。

ブラジル銀行は4.1%値上がりし、ボベスパ指数の上げに最も寄与 した。バンコ・サンタンデール・ブラジルは0.1%高。航空会社ゴル・ リニャス・アエリアス・インテリジェンテスは3.7%上昇。同業のエー ルフランス・KLMが、ゴル・リニャスの優先株約1.5%を5200万ドル (約53億円)で取得することで合意した。一方、製紙会社フィブリア・ セルロージは1.2%下落し、素材関連株の下げを主導した。ブラジル最 大の貿易パートナーである中国の製造業活動が予想以上に縮小したこと が響いた。

ボベスパ指数は前日比0.3%高の47288.61で終了。指数構成銘柄の うち上昇が44銘柄、下落は28銘柄。通貨レアルはサンパウロ時間午後5 時18分(日本時間21日午前5時18分)現在、0.9%高の1ドル=2.3723 レアル。

クレア・コレトラのアナリスト、フェルナンド・ゴンエス氏は電話 取材に対し、「最高裁の決定に時間がかかればかかるほど、銀行や政府 には銀行側に有利な判断を求めて圧力をかける時間的余裕が生まれる」 と指摘した。

ブラジル中央銀行の推計によれば、裁判所が預金者側に有利な判決 を下した場合、金融機関は総額1490億レアル(約6兆4300億円)の支払 いに直面する。

原題:Ibovespa Advances as Banco do Brasil Climbs on Court Outlook(抜粋)

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