欧州株:ほぼ変わらず、終了間際に下げ消す-テクニップ高い

20日の欧州株式相場は取引終了間際 に下げた分をほぼ解消し、指標のストックス欧州600指数は前日からほ ぼ変わらずで終了した。

英HSBCホールディングスとマークイット・エコノミクスが発表 した2月の中国製造業購買担当者指数(PMI)が再び低下したほ か、19日公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録で緩和 縮小継続が示唆されたことが相場を一時押し下げる要因となった。

欧州の防衛最大手、英BAEシステムズは2008年10月以来のきつい 値下がり。今年の通期利益が最大10%減少するとの見通しが嫌気され た。オランダの人材派遣会社ランドスタッド・ホールディングは11%の 大幅安。四半期業績が予想を下回った。ドイツの旅行サービス会社、 TUIは5.4%下げた。一方、フランスの油田サービス会社、テクニッ プは09年7月以来の大きな値上がり。来年の利益率が改善するとの見通 しが買い材料。

ストックス欧州600指数は334.78で終了。前日比では0.1%未満の下 げとなった。一時は1.1%下げた。

コムジェスト(パリ)のファンドマネジャー、フランツ・ワイス氏 は電話インタビューで、「米当局が利上げに踏み切るとの観測が相場を 不安定にさせた」と述べた上で、「相場の軟調地合いの本当の要因は経 済状況だ。量的緩和や低金利政策による支えが続かなければ、企業の利 益見通しは相場の先行きにとって十分強くない」と続けた。

20日の西欧市場で18カ国中7カ国で主要株価指数が下落。英 FTSE100指数は0.2%、仏CAC40指数は0.3%それぞれ上げた。独 DAX指数は0.4%安。

原題:Europe Stocks Little Changed as Stoxx 600 Trims Loss Near Close(抜粋)

--取材協力:Namitha Jagadeesh. Editors: Srinivasan Sivabalan, Will Hadfield

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