フランクリン・テンプルトン,10-12月にウクライナ債買い増゚

フランクリン・リソーシズの主力フ ァンドは昨年10-12月(第4四半期)にウクライナ債を買い増し、同国 債の最大の保有者になった。ウクライナでは政府と反政府側の衝突が悪 化し、ウクライナ国債の利回りは大きく上昇している。

ブルームバーグのデータによれば、米国のテンプルトン・グローバ ル・ボンド・ファンドとテンプルトン・グローバル・トータル・リター ン・ファンドは昨年12月31日までにウクライナのドル建て債の保有を額 面で2億5200万ドル(約260億円)増やし約38億ドルとした。フランク リンの最新の届け出によれば、欧州のファンドと合わせた保有高は約64 億ドルと、海外市場のドル建てウクライナ債の3分の1以上に相当す る。

ウクライナでは反政府勢力と警官隊の衝突で少なくとも25人が死 亡。混乱が内戦に発展する中でウクライナ債は19日、過去最大の売りを 浴びた。2014年6月償還の10億ドル相当の国債の利回りは同日19ポイン ト上昇し過去最高の42%となった。

シーポート・グループの新興市場ストラテジスト、マイケル・ロー チ氏はニューヨークからの電話インタビューで、「ウクライナ情勢は一 段と暗さを増しつつある」と述べた。

ブルームバーグのデータによれば、フランクリンは昨年7-9月 (第3四半期)にもウクライナに14億ドル相当を投資していた。

原題:Franklin Templeton Boosted Bet on Ukraine in Fourth Quarter (1)(抜粋)

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