中国人民銀、今週2回目の資金吸収-短期金利は低下

中国人民銀行(中央銀行)は20日、 今週2回目となる金融システムからの資金吸収を行った。しかし短期金 融市場では翌日物レポ金利が約10カ月ぶりの低水準となるなど、落ち着 きが見られる。

人民銀は14日物レポを600億元(約1兆円)規模で実施したと発 表。利回りは3.8%だった。18日には14日物レポを同じく利回 り3.8%、480億元相当で実施している。

今週のレポは昨年6月以来。先週末発表された1月の経済全体のフ ァイナンス規模は過去最高の2兆5800億元だった。英HSBCホールデ ィングスとマークイット・エコノミクスが20日発表した2月の中国製造 業購買担当者指数(PMI)速報値は7カ月ぶりの低水準となった。

オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)の周浩エコノミ スト(上海在勤)は「市場の流動性の状況は依然極めて緩和的だ」と指 摘。「PMIは予想よりだいぶ悪く、成長の弱さを示している」と述べ た。

銀行間資金の取引センターNIFCがまとめた加重平均によると、 翌日物レポ金利は上海時間午後4時30分(日本時間同5時30分)現在、 前日比43ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.91%。8 営業日連続の下げで、昨年3月28日以来の低水準となった。7日物レポ 金利は7bp低下の3.68%と、昨年11月12日以来の低い水準で終了し た。

人民銀はまた、期間9カ月の財政省預金500億元の入札を20日に実 施したと発表した。金利は6.3%。前回9カ月物の入札を実施した2012 年5月の際の金利は4.22%。今年1月に実施した3カ月物の入札時 は6.13%だった。

--Helen Sun, 取材協力:Kyoungwha Kim、Ailing Tan. Editors: Andrew Janes, James Regan

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE