ブラジル富裕層、ドル建て資産に活路見いだす-レアル安で

ブラジルの富裕層は通貨レアル安を 背景に海外資産の保有を拡大している。投資会社コンセンソ・インベス チメントスによると、同社顧客は海外資産投資をこの1年間にほぼ倍増 させた。

ブラジル人だけが出資するコンセンソの創業パートナー、 ルイ ス・アルベルト・エス・ボルジス氏によれば、顧客の海外資産比率 は26%と、2013年初めの14%から上昇した。コンセンソの運用資産は 約116億レアル(約4900億円)。

米連邦準備制度理事会(FRB)が昨年12月、月額の債券購入額の 縮小を開始すると表明してから新興国通貨は下落。レアルはこの1年間 に18%下げた。米国の緩和縮小で新興国の資産需要が後退するとの懸念 や、財政赤字を理由にブラジルの格下げがあるとの観測が影響した。

ボルジス氏はインタビューで「ブラジルや中国の経済成長のもたつ きや米国の緩和縮小で生じる新興国通貨の下押し圧力に伴い、投資分散 化の戦略として顧客のドル建て資産保有高は今年、拡大傾向が続く」と 予想した。

原題:Wealthy Brazilians Buy Dollar Assets as Fed’s Taper Weakens Real(抜粋)

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