米経済の悪化見込む消費者30%、約2年ぶりの低い割合-調査

米経済の悪化を見込む消費者の割合 が約2年ぶりの低水準となった。国民は厳しい天候に見舞われた今冬の 先を見据えている。

ブルームバーグの消費者信頼感に関する月間調査では、米経済が間 違った方向に向かっているとの回答の割合は2月に30%と、2012年5月 以来の低水準となった。

消費者信頼感調査に基づき算出している月間の景気期待指数はマイ ナス3と、8カ月ぶり高水準に改善した。同指数はポジティブ、ネガテ ィブな見方の差を示す。16日終了週のブルームバーグ消費者信頼感指数 はマイナス30.6で、前週のマイナス30.7からほとんど変わらなかった。

米東部では先週、吹雪と気温の低下で政府機関が閉鎖し、幹線道路 が通行禁止となったほか空の便も乱れたが、米国民の経済見通しにはほ とんど響かなかった。悪天候の影響で年初は雇用と所得の伸びが鈍化し たが、今後は回復して経済を支えそうだ。

ブルームバーグ・エル・ピー(ニューヨーク)のシニアエコノミス ト、ジョゼフ・ブラスエラス氏は「安定的な雇用の伸びと人員削減ペー スの鈍化による景気回復で、冷え込んでいた消費者心理が好転してい る」と指摘。「年初とは状況が大きく異なっている」と述べた。

週間のブルームバーグ消費者信頼感指数を構成する3つの項目別指 数は、景況感の指数がマイナス53.2(前週はマイナス54.5)と、昨年9 月以来の高水準に上昇。家計の指数もプラス3.9と前週のプラス3を上 回り、今年最高の水準となった。

一方、消費環境の指数はマイナス42.6(前週はマイナス40.7)と、 1年ぶりの低水準に悪化した。気温の低下で暖房費がかさみ、商品やサ ービスの購入に回せる金額が減ったことが響いたようだ。

ブルームバーグ消費者信頼感指数は、無作為に抽出した18歳以上の 消費者1000人のうち、毎週250人を対象に実施する電話聞き取り調査を 基に算出される。誤差率は3ポイントで、指数の範囲はマイナス100か らプラス100。

原題:Fewest Americans in Almost Two Years Say U.S. Economy Worsening(抜粋)

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