10代若者、米国の職場から姿消す-大学進学増で労働力率低下

米ミシガン州デトロイト在住のアキ ル・アルビンさん(19)は、年上の技能を持つ求職者との競争が激し く、就職難に直面している。ノースカロライナ州シャーロット在住のア レックス・ロススペイチさん(17)は高校で勉強に集中するため就職し ない選択をした。

これら2人の現状は、米国の10代の若者の間で広がっている労働実 態の変化を示している。同国では16-19歳の失業率が全体の3倍以上に 達しており、アルビンさんのような若い求職者は仕事を見つけることが 難しい。同時に、ロススペイチさんのように大学進学を目指し就職しな い若者も増えている。

米国の10代の若者のうち在職中か、求職中の人の割合は3人に1人 と、米労働省がデータ集計を開始した1948年以降で最低となった。勤務 経験がないと、ウエーターやレジ係として働いて基本的な実務経験を積 んだ両親の世代と比較して後れを取り、将来、若者たちの負担が増す可 能性があると、一部のエコノミストは指摘する。

10代の若者の労働力率は2009年6月まで1年半続いたリセッション (景気後退)中に落ち込み、20年にわたる低下傾向が加速している。低 下が始まったのは大学進学率が上昇した1990年代。今年1月には16-19 歳の労働力率は33.3%だった。この割合が最も大きかったのは1978年 で59.3%。

原題:Teens Disappearing From U.S. Workforce as School Dominates: Jobs(抜粋)

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