ギリシャ:13年は経常収支が黒字化-観光収入の伸びなど寄与

ギリシャの昨年の経常収支は、観光 収入の伸びと欧州連合(EU)からの支援増を背景に統計上初の黒字に 転じた。

ギリシャ銀行(中央銀行)が19日に電子メールで配布した資料によ ると、同国の2013年の経常収支は12億ユーロ(約1690億円)の黒字とな った。これは国内総生産(GDP)の約0.7%に相当する。経常収支が 黒字となるのは同中銀が1948年に記録を取り始めて以来初めて。12年 は46億ユーロの赤字だった。

ユーロバンク・エルガシアスのエコノミスト、タソス・アナスタサ トス氏は、経常収支の黒字化は「疑いようもなく歴史的出来事で、極め て明るい材料だ」と指摘。「景気が回復した時に黒字を維持できるかど うかが問題だ」と述べた。

経常収支統計によれば、昨年は財とサービスの輸入が6.1%減少 し507億ユーロだった一方、輸出は1.6%増えて503億ユーロだった。観 光収入は12年の104億ユーロから13年は120億ユーロに増加した。経常移 転収支は中小企業やインフラ投資向けのEU融資などにより24億ドル増 加し、全体の黒字化に寄与した。

原題:Greece Posts Current-Account Surplus in 2013 Helped by Tourism(抜粋)

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