ブラジル株:ボベスパは3日ぶり上昇-サンパウロ電力に買い

19日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が3日ぶりに上昇。ここ最近の下げは行き過ぎとの見方 から、サンパウロ電力を中心に電力株が買われた。

サンパウロ電力は6.3%高。機械メーカーのインダストリアス・ロ ミは14%上昇し、2007年以来の大きな上げ幅となった。バンコ・イタウ BBAが投資判断を「バイ(買い)」相当に引き上げたことが好感され た。一方、電力・ガス会社エネバは5.6%下落し、8営業日連続の値下 がり。同社は発電所の稼働を延期する可能性があると、事情に詳しい関 係者1人が明らかにした。

ボベスパ指数は前日比1.2%高の47150.83と、1週間ぶりの大幅上 昇で終了。指数構成銘柄のうち上昇が55銘柄、下落は18銘柄。通貨レア ルはサンパウロ時間午後5時22分(日本時間20日午前5時22分)現 在、0.1%高の1ドル=2.3933レアル。ボベスパの電力エネルギー指数 は利益予想に基づく株価収益率(PER)が18日時点で9.64倍。一部地 域が干ばつに見舞われ、水力発電の水源となるダムの水位が下がってい るため、政府が電力使用制限を発表するとの観測からPERは4営業日 連続で低下していた。

オラマ・アセット・マネジメントのパートナー、アルバロ・バンデ イラ氏は電話インタビューで、「電力使用が制限される可能性は残って いるが、ここ数日の下げを考えると株価調整の余地がありそうだ」と指 摘。「使用制限が実施されれば、電力会社にとってプラスではない。た だ、料金引き上げや政府から何らかの資金援助を受けるなど、影響を緩 和する方法はある」と述べた。

原題:Ibovespa Snaps Two-Day Decline as Cesp Leads Utilities Higher(抜粋)

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