英中銀議事録:全会一致で政策維持-ガイダンス新局面入り前

イングランド銀行(英中央銀行)は 今月5、6両日の金融政策委員会(MPC)で、金融政策の現状維持を 全会一致で決めた。カーニー総裁の下、同中銀はフォワードガイダンス (時間軸政策)の新たな局面入りに備えていた。

19日公表された議事録によると、MPCは政策金利を過去最低 の0.5%に据え置くと9対0で決定。資産購入枠を3750億ポンド(約63 兆9000億円)で維持することもメンバー9人全員が支持した。

MPCは議事録で、失業率が利上げ検討開始の目安としてきた 「7%を上回る水準にとどまっているため、フォワードガイダンスを維 持。金融政策の引き締めないし緩和が適切と判断したメンバーはいなか った」と説明。さらに失業率は低下したものの、政策金利を過去最低か ら引き上げる前に「余剰能力を一段と吸収する余地がある」と判断した ことを明らかにした。

議事録によると、MPCはカーニー総裁が今月明らかにしたガイダ ンスの新局面についての採決は行わなかった。修正後ガイダンスでは、 金融政策を考える上での軸足をこれまでの失業率から余剰能力や一連の 指標へと移す。同総裁は先週、英需給ギャップは国内総生産(GDP) の1-1.5%に相当するとの中銀見積もりを示した。これについての議 論は議事録では全く示されていない。

この日発表された雇用統計によれば、昨年10-12月の失業率 は7.2%と、9-11月の7.1%から上昇した。ブルームバーグ・ニュース がまとめたエコノミスト31人の調査中央値では横ばいが見込まれてい た。

原題:BOE Officials United on Policy as Guidance Threshold Nears (1)(抜粋)

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