昨年の対中貿易赤字は過去最大、輸出も5年ぶり2位に下落

日本貿易振興機構(ジェトロ) は2013年の対中貿易赤字が前の年に比べて18%増の522億2863万ドル (約5兆3364億円)と2年連続で過去最大を更新したと発表した。

中国の経済構造改革に伴う内需の伸び悩みで、輸出額は10%減 の1298億8328万ドルと2年連続で減少率は2桁を記録した。建設用・鉱 山用機械が前年に続き5割を超す大幅減となったほか、金属加工機械や 半導体、鉄鋼など主要品目が軒並み減少した。輸入額は3.7%減の1821 億1190万ドルと4年ぶりに減少したが、輸出の落ち込みが大きく赤字幅 が拡大した。

輸出入を合わせた貿易総額の日本の相手先としては中国が第1位だ ったが、輸出先のシェアでは18.1%と、18.5%だった米国に08年以来5 年ぶりに抜かれた。

一方、二輪車が19倍、かつらが7倍、りんごが3倍など輸出額が急 増した品目もあった。ジェトロは日本製のデザインや機能、安全・おい しさといった品質が評価されているとみている。

14年の対中輸出は、中国経済の安定成長や日本車販売に回復傾向が 見られるため、小幅な増加が見込まれている。

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