アルゼンチンが米最高裁に上訴、デフォルト債めぐる裁判

アルゼンチンは18日、同国の債務再 編に応じなかった債権者への支払いを行わない限り、再編に応じた債権 者への240億ドル(約2兆4600億円)の支払いを禁じた米連邦高裁の判 断を不服として米連邦最高裁に上訴した。

この裁判はデフォルト(債務不履行)に陥ったアルゼンチン国債の 一部を保有する資産家ポール・シンガー氏が率いるヘッジファンド、 NMLキャピタルが同国を相手取って起こしていたもので、多額の支払 いを強制されかねない同国では、金融市場が動揺している。

また、米国の裁判所は外国政府の財政を方向付けるという異例の立 場に置かれている。アルゼンチンはこの問題で新たなデフォルトに陥る 恐れがあると主張しており、大手格付け会社のスタンダード・アンド・ プアーズ(S&P)やフィッチ・レーティングス、ムーディーズ・イン ベスターズ・サービスは連邦高裁の判断などを受けてアルゼンチン国債 の格付けを引き下げている。

アルゼンチンは連邦最高裁に審理を要請したほか、この裁判の要と なるニューヨーク州法問題に関するガイダンスを同州最高裁から得るよ う連邦最高裁に求めている。連邦最高裁の通常の日程では、早ければ4 月にも上訴を受理するかどうかの判断を下す可能性がある。

原題:Argentina Seeks U.S. Supreme Court Review on Debt Default (1)(抜粋)

--取材協力:Katia Porzecanski. Editors: Laurie Asseo, Mark McQuillan

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