ブラジルの干ばつの影響、コーヒー生豆や大豆が上昇

ニューヨーク市場のコーヒー生豆価 格が2004年以降で最大の上昇率を示し、大豆も今年の最高値に達したほ か粗糖も上昇した。これらの農作物の世界最大の輸出国であるブラジル の生産が過去数十年で最悪の干ばつの影響で脅かされているためだ。

コモディティ・ウェザー・グループの農業担当気象予報士、デービ ッド・ストレート氏はメリーランド州からの電話インタビューで、産地 の向こう5日間の降雨量は平年を75%下回ると予想され、1月が1954年 以降で最も乾燥した天候に見舞われた後、水分不足が深刻化するとの見 方を示した。8品目で構成するS&P・GSCI農産物指数は7営業日 続伸し、2011年以降で最長の上昇を示している。

熱波と乾燥天候に見舞われているブラジルでは貯水池の水位が下が り農作物に影響が出ている。同国最大の農業団体の推計によると、主産 地の州で生産高が最大30%落ち込む可能性があるため、アラビカ種コー ヒー生豆の価格は今年に入って40%上昇。アグルーラルなどの調査会社 は大豆収穫高の見通しを引き下げ、ヘッジファンドはこれらの農産物の 価格上昇を見込んで投資している。

ICEフューチャーズUS(ニューヨーク)のアラビカ種コーヒー 先物5月限終値は前週末比8.8%高の1ポンド当たり1.5485ドル。一時 は10%上げ、取引時間中としては04年11月以降で最大の上昇率を示し た。中心限月としては13年1月以来の高値である1.5665ドルに達した。

シカゴ商品取引所(CBOT)の大豆先物5月限は前週末比1.7% 高の1ブッシェル当たり13.4775ドル。年初来で4.3%上昇している。

原題:Coffee to Soybeans Surge as Brazil Drought Threatens Production(抜粋)

--取材協力:Isis Almeida. Editors: Millie Munshi, Patrick McKiernan

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