きょうの国内市況(2月18日):株式、債券、為替市場

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●日本株急伸、日銀会合後の先物高に連れ全業種上げる-円安も好感

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東京株式相場は大幅続伸。為替の円安推移、前日の海外株高で買い 安心感が広がる中、日本銀行の金融政策決定会合後に先物主導で上げ幅 を広げた。銀行や証券など金融株、不動産株が大幅高となり、鉄鋼など 素材関連、電機など輸出関連、情報・通信株と東証1部33業種は全て高 い。

TOPIXの終値は前日比31.95ポイント(2.7%)高の1224.00、 日経平均株価は450円13銭(3.1%)高の1万4843円24銭。日経平均は1 月31日以来の高値水準に戻し、上昇率は昨年8月2日以来の大きさとな った。

大和住銀投信投資顧問の門司総一郎投資戦略部長は、「2月になっ て他市場が戻る中で日本株だけ弱かったのは、日銀はどうせ何もしない だろうという風にベットし、ショート(売り持ち)を振っていた投資家 がいたため」と指摘。イベントを終われば、「材料出尽くしで買い戻し という動きになる」と話した。

東証1部33業種の上昇率上位は銀行、その他金融、不動産、情報・ 通信、証券・商品先物取引、鉄鋼、倉庫・運輸、陸運、電機など。売買 高は29億2482万株、売買代金は2兆4364億円。値上がり銘柄数は1592、 値下がりは144。

●債券先物は反発、現物債の買いで-2年債利回り10カ月半ぶり低水準

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債券先物相場は小幅反発。午後に入って中期から超長期ゾーンにか けて現物債に買いが入り、相場を押し上げた。新発2年債利回りは10カ 月半ぶり低水準まで達した。

東京先物市場で中心限月の3月物は前日比4銭安の144円86銭で開 始し、いったん144円82銭まで下げた。その後は横ばい付近に戻してい たが、午後の取引開始後に再び144円82銭に下落。しかし、次第に買い が優勢となって水準を切り上げ、一時は145円01銭まで上昇。結局は2 銭高の144円92銭で引けた。

現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の332回債利回 りは同0.5ベーシスポイント(bp)高い0.605%で開始。その後は0.605 -0.61%で推移したが、午後1時すぎから0.60%で推移した。

2年物の337回債利回りは一時0.06%を付け、新発2年債としては 昨年4月4日以来の低水準を記録。その後は0.075%に反転してい る。20年物の147回債利回りは0.5bp高い1.455%。一時は1.445%に低下 した。30年物の41回債利回りは1bp高い1.625%。

SMBC日興証券の山田聡シニアクオンツアナリストは、午後の取 引開始後にいったん債券が売られた場面で現物債に押し目買いが入った と指摘。「あすに20年債入札を控えている中でも、20年債利回りが一時 下げに転じるなど、午後に入って現物債が買われた。短いところから金 利が低下し、相対的に長いゾーンに低下余地が残っている」と言う。

●円全面安、日銀の成長基盤融資拡充で-対ドルは1月末以来安値

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東京外国為替市場では円が全面安。対ドルでは一時1ドル=102 円74銭と1月31日以来の安値を付けた。日本銀行が「成長基盤強化を支 援するための資金供給」を拡充したことを受けて、リスク選好の円売り 圧力が強まった。

午後3時55分現在のドル・円相場は102円64銭付近。101円台後半で 日本時間朝の取引を迎えたドル・円相場はいったん102円台前半に円が 水準を切り下げた後、102円ちょうどを挟んで推移していた。日銀の政 策発表後は101円76銭まで円高に振れたが、すぐに円売り優勢に転じ、 主要16通貨に対して全面安となった。

三井住友信託銀行の細川陽介為替セールスチーム長は、日銀の決定 内容について、成長基盤融資が延長された上、金額が倍増になったこと で、「追加緩和ということでのアナウンスメント効果よりも、より実質 的なお金の動きを刺激するようなところに軸足を置いた政策という点で 評価された」と指摘。その上で、米株が下げ止まり、新興国市場も落ち 着く中、リスクオフからリスクオンになりやすい状況下で、ドル・円相 場は海外市場にかけて一段の円安を試す展開もあり得るとみている。

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