サマーズ氏:税制上の抜け穴ふさげば所得不均衡縮小に寄与

サマーズ元米財務長官は17日付の米 紙ワシントン・ポスト論説欄に寄稿し、米国の最富裕層が活用している 税制上の抜け穴を税制改革によってふさげば、貧富の差を小さくするの に寄与するとの見方を示した。

サマーズ氏はその中で、「富裕層だけが享受できる抜け穴をふさげ ば、勤労所得税額控除(EITC)といった的を絞った税制上の措置を 使って中低所得層の実質所得を引き上げることができる」と指摘した。

その上で、賃金の伸び悩みや、生産性上昇率と家計所得の中央値と のかい離拡大などは全て所得不均衡の証拠であり、貧困層や中間層の機 会減少につながると分析。このような不平等は需要減退を招くことにな ると付け加えた。

サマーズ氏は「1世代前には、経済の全般的な成長率が中間層の所 得の伸びと貧困削減の進展の主要な決定要因だと主張し得たかもしれな いが、それはもはや妥当ではない」と言明した。

原題:Summers Says Closing Tax Loopholes Would Help Curb Inequality(抜粋)

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