中国人民銀、8カ月ぶりレポで資金吸収-480億元規模

中国人民銀行(中央銀行)は18日、 昨年6月以来となるレポを実施し、金融システムから資金を吸収した。 短期金融市場では金利が一時上昇したものの、その後は少なくとも3カ 月ぶりの低水準となった。

人民銀はこの日ウェブサイトで、14日物レポを480億元(約8120億 円)規模で実施したと発表した。利回りは3.8%。前回レポが行われた 昨年6月6日は、28日物レポを100億元規模で行い、利回りは2.75%だ った。14日物レポを前回実施したのは2011年1月で、その際の利回り は2.05%。

銀行間資金の取引センター、NIFCがまとめた加重平均金利によ ると7日物レポ金利は上海時間午後2時21分(日本時間同3時21分)現 在、前日比7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下 し、3.77%。一時は3.71%と、昨年11月13日以来の低水準となった。翌 日物レポ金利は一時22bp低下の2.66%と、昨年5月以来の低水準を記 録した。

中信建投証券の債券アナリスト、黄文涛氏(北京在勤)は「人民銀 は資金調達コストを適切な水準に維持する必要がある」と指摘。「人民 銀は恐らくレポを継続し、今年前半は金融政策を中立から引き締め気味 に維持するだろう」と述べた。

ブルームバーグがまとめたデータによれば、1年物金利スワップレ ートは変わらずの4.84%。一時は4bp上昇した。

クレディ・アグリコルCIBのストラテジスト、ダリウス・コワル ツィク氏(香港在勤)はこの日のレポについて、「流動性調節手段を通 じて金融政策を引き締めようという人民銀の意思を際立たせるタカ派的 な動きだ」と説明。「政策担当者がこのところの短期金利の低下や、銀 行融資と他の融資が1月に急増したことを快く思っていない」ことを示 していると述べた。

原題:PBOC Drains Funds Using Repos for First Time in Eight Months(抜粋)

--取材協力:Fion Li、Yuanting Yin、Ailing Tan. Editors: Robin Ganguly, James Regan

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