金相場予想上位アナリスト、弱気姿勢を維持-上昇継続困難か

ブルームバーグが実施した調査で最 も的確な予想を示しているアナリストらが、今年の金相場について弱気 姿勢を維持している。年初来の金相場は1983年以降で最高のパフォーマ ンスを示している。

金先物相場は今年に入って今月14日までに9.7%上昇し3カ月ぶり の高値を付けた。昨年は年間ベースでは過去30年で最大の下落率を示し た。上場取引型金融商品(ETP)を通じた金保有量は先週3.2トン増 え、2012年12月以降で最大の増加となった。金相場が年間ベースで28% 下落した昨年は869.1トン減少した。

ソシエテ・ジェネラルの金属調査責任者、ロビン・バー氏(ロンド ン在勤)は「単なる修正の動きだとみている。金相場については依然と して弱気姿勢を取ろうと考えている」と述べた。同氏はブルームバーグ が実施した過去2年間の調査で最も的確な見通しを示した。

米経済の成長ペースが予想を下回っていることを示唆する経済指標 が発表される一方、価格下落でアジアの金需要が拡大し米国やオースト ラリアでも金貨の販売量が増加したため、金相場は今年に入って反発し ている。調査で的確な見通しを示している市場関係者らは、景気拡大に 伴い米連邦準備制度理事会(FRB)の金融緩和策が引き続き縮小され ると予想され、金相場の上昇は続かないと見込んでいる。

ブルームバーグがアナリスト9人を対象に実施した調査の中央値で は、10-12月(第4四半期)の金相場平均は1オンス当たり1165ドル と、今月14日時点の1318.60ドルを12%下回ると予想されている。

原題:Top Gold Forecasters Still Bearish After 2014 Rally: Commoditie(抜粋)

--取材協力:Wei Lu. Editors: Steve Stroth, Claudia Carpenter

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