豪中銀議事録:低金利で経済押し上げの兆候-物価動向注視

オーストラリア準備銀行(中央銀 行)が18日公表した金融政策決定会合(4日)の議事録によると、過去 最低水準の政策金利と豪ドル下落が成長を支援する中で、金利の安定が 続く可能性が強いとの認識が示された。同中銀はインフレ加速を受けて 物価動向を注視する方針だ。

議事録では「刺激的な金融政策が予想通りの効果をもたらしている 兆候がさらに見られた」と記された。4日の会合では政策金利であるオ フィシャル・キャッシュレートの誘導目標を過去最低水準の2.5%に維 持することが決まった。

市場関係者やエコノミストは鉱山会社が計画するプロジェクトが減 少する中で成長格差を回避するため、政策金利が年内は据え置かれると 予想。失業率は過去10年余りで最高の水準に上昇しているものの、低金 利で住宅価格が上昇しており、中銀が追加利下げに消極的な可能性が示 唆されている。中銀は2011年終盤以降、計2.25ポイントの利下げを実施 した。

議事録によれば、「メンバーは雇用市場の状況が経済成長に遅れる 傾向があり、潜在成長率を下回る成長の後で雇用市場が引き続き弱いこ とを認識」している。また、「経済が全般的に予想通りに展開すれば、 一定期間の金利安定が最も賢明な路線である公算が大きい」との見解が 示された。

原題:RBA Saw More Signs Low Rate Boosting Economy Amid CPI Puzzle (1)(抜粋)

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