北海ブレント原油指標、アフリカ産など追加を-ビトルCEO

北海の原油生産量の減少を補うた め、アフリカとカスピ海産原油もブレント原油指標に加えるべきだとの 見方を、独立系石油取引会社としては世界最大のビトル・グループのイ アン・テイラー最高経営責任者(CEO)が示した。

テイラー氏はロンドンで開かれた国際石油週間のエネルギー関連会 議で、デイテッド・ブレント(積載日確定後のブレント原油)につい て、生産量が減少しており大部分がアジアに輸出されているため、「効 果」が弱まりつつあると指摘。リビアやナイジェリアなどの国々での供 給に支障が出る一方、先進国の需要が予想を上回るとみられ、原油相場 は今年、上昇するとの見通しを示した。デイテッド・ブレントは世界の 原油の半分以上で価格指標として利用されている。

テイラー氏は「ブレント原油が既にあまり効率的または効果的な指 標ではなくなりつつある点について強い懸念を抱いている。生産面を見 るとかなり心配だ。デイテッド・ブレントの範囲を広げる時期に来てい るのかもしれない」と語った。

原題:Vitol CEO Recommends Adding More Grades to Brent Crude Benchmark(抜粋)

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