トルコ中銀、18日会合は金利据え置きか-リラ上昇で様子見余地

トルコ中央銀行のバシュチュ総裁は 市場を落ち着かせ、自身に対する批判を沈静化させるのに今のところ成 功している。

同中銀が1月28日の臨時会合で政策金利を引き上げて以来、通貨リ ラは3.3%上昇し、欧州・中東・アフリカの新興市場で最高のパフォー マンスを記録した。通貨上昇に伴い同国の債券相場も持ち直しつつあ り、政策当局者は2月18日の会合で3つの政策金利を据え置くと、ブル ームバーグが調査したエコノミスト全員が予想している。

ジラート・インベストメントのエコノミスト、ボラ・タメル・イル マズ氏(イスタンブール在勤)は14日の電話取材で「利上げに対するリ ラや債券の反応はプラスで、追加利上げは当面必要ない」とした上で 「バシュチュ総裁は前回の決定の効果をもう少し長く見極めた上で追加 利上げの是非を判断するだろう」と予想した。

政府当局者は成長促進のため金利を低水準にとどめるよう呼び掛け ていたが、リラの急落を受け、バシュチュ総裁は先月、政府の意向に反 して利上げに踏み切った。利上げ反対をたびたび表明していたエルドア ン首相は中銀の決定後、その効果を見守るため時間を与える用意がある と発言している。

トルコの2年債利回りは今年、18の新興国債券で最も上昇してい る。17日は4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇 の10.79%。リラは6営業日連続で上昇し、イスタンブール時間午後4 時現在は1ドル=2.1795リラ。

原題:Lira Yielding to Basci Gives Rates Staying Power: Turkey Credit(抜粋)

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