ブラジル株:ボベスパは下落-経済成長懸念で内需関連株安い

17日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が下落。過去4営業日で3回目の下げとなった。エコノ ミストがブラジルの経済成長見通しを引き下げたことから、化粧品メー カーのナトゥーラ・コスメチコスなど内需関連株が売られた。

ナトゥーラは3.6%値下がりし、2011年12月以来の安値。ショッピ ングモール運営会社のBRモールズ・パルチシパソンエスは4.7%下落 して不動産関連株の下げの中心となった。ブラジル中央電力は5.6%安 と、指数構成銘柄で下落率が最も大きかった。一方、住宅建設会社ブル ックフィールドは19%上昇。筆頭株主が保有していない残りの株式を取 得し、同社を非公開化する計画を提示したことが手掛かりとなった。

ボベスパ指数は前週末比1.3%安の47576.33で終了。指数構成銘柄 のうち下落が63銘柄、上昇は8銘柄。通貨レアルはサンパウロ時間午後 5時25分(日本時間18日午前4時25分)現在、ほぼ変わらずの1ドル =2.3877レアル。ブラジル中央銀行が17日公表したエコノミスト約100 人を対象とする調査の結果によれば、今年の経済成長率の予想は1.79% (中央値)と、前週の1.90%から引き下げられた。インフレ率の予想 は5.89%から5.93%に上方修正された。

ブラジルみずほ銀行のチーフストラテジスト、ルシアノ・ロスター ニョ氏は電話インタビューで「成長は弱く、インフレ率は高い」と指 摘。「弱い経済のファンダメンタルズ(基礎的諸条件)が当面、株式相 場の重しとなるだろう」と述べた。

原題:Ibovespa Retreats as Natura Declines Amid Brazil Growth Concern(抜粋)

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