ロンドン金:3カ月ぶり高値、安全資産の需要高まる-銀も上昇

ロンドン金相場は約3カ月ぶりの高 値に上昇。米景気回復が鈍化するとの観測から安全資産の需要が高まっ た。銀相場も少なくとも1968年以来最長の上昇に向かっている。

金は先週4.1%上昇し、昨年8月16日終了週以来最大の上げを記 録。今月14日発表の1月の米鉱工業生産指数は予想に反して低下 し、2009年5月以来の大幅なマイナスとなった。米国の投資家は一段と 金を選好し、金相場は1オンス=1300ドルを上回る新たなレンジを確立 するだろうと、UBSが17日のリポートで指摘した。

先週顧客と接触したUBSのロンドン在勤アナリストはリポート で、「金はさらなる新興市場の混乱や米国の新たな弱いデータ、バブル となりかねない株式市場の動向、予見できない市場のショックに対する 保険商品だ」と指摘した上で、「持ち高が少なく、地合いも最近好転し たため、金は引き続き買われると見込んでいる」と述べた。

ロンドン時間午後5時24分現在、金現物は前週末比0.7%高の1オ ンス=1327.82ドル。一時は1330.03ドルと、昨年10月31日以来の高値を 付けた。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先 物4月限は電子取引で0.7%高の1328.10ドル。通常取引はプレジデンツ デーの祝日で休場。

銀現物は1.5%高の1オンス=21.8311ドル。一時21.9791ドルと、 昨年11月7日以来の高値を記録。このままいけば12営業日連続の上昇 で、少なくとも1968年以来最長の上げとなる。

原題:Gold Rises to 3-Month High on Haven Demand as Silver Extends Run(抜粋)

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