ユーログループ議長:ギリシャ債務で早期の行動を拒否

ユーロ圏財務相会合(ユーログルー プ)のダイセルブルーム議長(オランダ財務相)は17日、5月後半の欧 州議会選挙前に債務軽減を求めるギリシャ政府の希望に反し、ユーロ圏 がこの問題の検討を8月まで控える公算が大きいとの認識を示した。

ダイセルブルーム議長は、ユーログループが向こう半年間に重点を 置くのはギリシャが現行の救済プログラムの下で支援を受ける適格性だ と説明した。ギリシャのサマラス首相率いる連立政権は、昨年の同国の 利払い費を除いた財政収支が黒字だったとして、5月22-25日の欧州議 会選挙までにユーロ圏からの追加支援の獲得を目指している。

ユーログループは2012年11月、ギリシャの基礎的財政収支(プライ マリーバランス)の黒字化達成を条件に債務軽減などを含む「追加の措 置や支援を検討する」ことに合意していた。欧州連合(EU)統計局 (ユーロスタット)はギリシャが昨年、この目標を達成したかどうかを 4月に検証・確認する予定。

ダイセルブルーム議長はこの日、ユーログループが会合を開いたブ リュッセルで記者団に対し、「ユーロスタットの数字は4月末にならな いと出てこないため、それを基に新たなプログラムや決定を急ぐ理由は 全くない」と指摘。ギリシャが目標を達成していれば、現行プログラム の条件下で8月までは融資を受けられるため、将来のことを協議するの は同月になってからだとの見解を示した。

原題:Euro Area Rejects Early Move on Greek Debt, May Hurt Samaras (1)(抜粋)

--取材協力:Jeff Black、Stephanie Bodoni、Jim Brunsden、Rainer Buergin、Rebecca Christie、James G. Neuger、Corina Ruhe、Karl Stagno Navarra. Editors: Jurjen van de Pol, Patrick Henry

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