トヨタなど自動車工場の停止相次ぐ-大雪で部品調達に影響

先週末の大雪は日本列島に大きな影 響を及ぼし、国内自動車メーカーでは主力工場の稼働停止が相次いでい る。発達した低気圧が本州南岸を通過し、関東甲信地方などで大雪とな り、交通網が混乱した。このため、一部の部品が届かなかったり、工場 へ出勤できなくなったりしたためだ。

トヨタ自動車では、一部の部品が届かず、愛知県内の4工場の操業 に影響した。17日朝から高岡工場と堤工場で、夕方には元町工場と田原 工場でも稼働を停止した。生産車種は、堤がプリウスやカムリ、高岡は カローラ、元町でクラウンやエスティマ、田原ではレクサスやランドク ルーザーなど。影響台数は不明。広報担当の土井賀代氏によると、18日 は堤で1直の稼働を停止し、他の3工場は通常稼働となる予定。

ホンダでは、埼玉県内の工場で一部の部品調達に影響が出ているほ か、工場への出勤ができなくなった。寄居、狭山工場は14日夜から一部 稼働を停止、狭山工場は15日の休日出勤を取りやめ、寄居工場は17日朝 からの稼働を停止した。広報担当の橋本久美子氏によると、工場稼働停 止の影響は約2000台。

スズキでは、一部の部品調達に影響が出ており、静岡県内の湖西工 場、磐田工場、相良工場の稼働を停止。広報担当の田口英紀氏による と、再開めどは未定。

気象庁のウェブサイトによると、東京の積雪は14日に18センチ、15 日に27センチとなった。関東地方などでは大雪による倒木、停電、歩行 者の転倒事故などが相次いだ。東名高速道路や中央自動車道では雪の影 響のため、一部区間で通行止めになった。また、東急電鉄では大雪のた め、15日未明に東横線列車衝突事故が発生して、一時は東横線全線で運 転を見合わせていたほか、こどもの国駅ホームの屋根が落下した。

気象庁によると、東京地方は19日に曇のち一時雪、20日に曇一時雪 の天気予報となっている。

--取材協力:Craig Trudell. Editors: 浅井秀樹, 宮沢祐介

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